パトモス（2010年生、母エフワンサンダー）

パトモス（2010年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黙示録が書かれた島名」。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時7歳）と交配したエフワンサンダーが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）地興牧場。戦績は、地方38戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2013年の宮地伸行退職記念黄昏人生カップ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、地興牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、畑佐博によって367.5万円で落札された。

竹下直人厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2013年）

2月1日、デビュー戦は大畑雅章騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたリヴァイヴショー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

4月5日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったニホンピロナデシコに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったグータッチに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月6日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦の196ストロングゼロDRY（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サカジロワンダーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクワイトファインをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の宮地伸行退職記念黄昏人生カップ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクワイトファインに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の亮太&舞皆様に感謝☆感謝（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったゴールドピューマに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月8日、中8週で迎えた14戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったオキテに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月1日、中1週で迎えた17戦目は、朋宏・祐子結婚10周年記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

2月18日、中6週で迎えた18戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハンバーガーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（7戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のメイショウヒエイを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

4月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた23戦目は、出会った時から35歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（10戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキレアジを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月21日、中1週で迎えた25戦目は、あやめ特別（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ユアムーブにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月9日、連闘で迎えた27戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた28戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた33戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた35戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた36戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた37戦目は、藤田玄己騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた38戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。