ミフユ（2005年生、母サニーエーデル）

ミフユ（2005年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「家族名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時13歳）と交配したサニーエーデルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はクレイドルファーム。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方31戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上B1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富塚元喜から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月3日、デビュー戦は高野容輔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2008年）

2月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の梅見賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイネルローグに半馬身交わされて2着となった。

5月10日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったウィンドチャイムにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイバクフに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月24日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアメイジングベガを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村友一騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

4歳（2009年）

10月24日、約11か月の休み明けで迎えた13戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

5歳（2010年）

1月7日、中7週で迎えた15戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、さわやか特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた18戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタガノブリオレットに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

3月10日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、但馬牧場公園まきば杯（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月7日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた20戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、おみなえし賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた21戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、11・3船橋JBCあと6日特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、田能特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた25戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、大阪スポーツ賞（園田ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

6歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた27戦目は、難波場外<毎週水・木>発売記念（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた28戦目は、ふくじゅそう賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた30戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安原勝久騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた31戦目は、スプリングウインド特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安原勝久騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

7月26日、中8週で迎えた34戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

10月14日、中6週で迎えた37戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で茶畑雄誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた40戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で茶畑雄誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で茶畑雄誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

7歳（2012年）

1月4日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で茶畑雄誠騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。