サチノグローバル（2004年生、母モミジホープ）

サチノグローバル（2004年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋世界的な」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時16歳）と交配したモミジホープが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は信育成牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月18日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

3歳（2007年）

1月8日、中3週で迎えた3戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月18日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鈴来直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4月17日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイジョウに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒゴブレイブに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトップオジジアンに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノマイウェーからクビ差の2着に甘んじた。

6月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦3勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた13戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（7戦3勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（8戦3勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待競走（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた16戦目は、荒尾梨特設（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（9戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウギョウヘイローに3馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月23日、中1週で迎えた17戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（10戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた19戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、ニューウェーブ大崎特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた20戦目は、肥後菊特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（11戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートスティッチから2馬身差の2着となった。