ダイメイチャーム（2010年生、母インカブレイブ）

ダイメイチャーム（2010年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルバーチャーム（当時16歳）と交配したインカブレイブが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は池本久志。戦績は、中央平地4戦0勝、地方35戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の春待月特選(C2-1)。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

1月21日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月28日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

6月16日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のカメンマキアートを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のキャノンボールを3/4馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

7月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコスモハヅキに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

8月25日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小松丈二騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小松丈二騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のキタサンプライドを半馬身振り切って4勝目を奪取した。

11月30日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小松丈二騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた15戦目は、夕日に愛されたまち玄海町賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小松丈二騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4歳（2014年）

1月26日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（9戦3勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（10戦3勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり4着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（11戦3勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（12戦3勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（13戦3勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、カシノアイリスに半馬身交わされて2着となった。

6月15日、中1週で迎えた24戦目は、こぐま座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（14戦3勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

6月28日、中1週で迎えた25戦目は、風待月特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（15戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月13日、中1週で迎えた26戦目は、いて座特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（16戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、スプリングスワンにアタマ差交わされて2着となった。

7月27日、中1週で迎えた27戦目は、こと座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（17戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた28戦目は、さそり座特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小松丈二騎手（18戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシノレアネスに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

8月30日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小松丈二騎手（19戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小松丈二騎手（20戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテンジンハルカゼに2馬身の差をつけて制した。

10月4日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小松丈二騎手（21戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小松丈二騎手（22戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエアシュノンソーに1馬身の差をつけて7勝目をゲットした。

11月8日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で小松丈二騎手（23戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のブラウンネプチューをハナ差振り切って圧倒的支持に応えた。

11月23日、中1週で迎えた34戦目は、神楽月特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小松丈二騎手（24戦7勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた35戦目は、春待月特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で小松丈二騎手（25戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のスプリングスワンに1馬身半の差をつけて制した。

12月21日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で小松丈二騎手（26戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5歳（2015年）

1月2日、中1週で迎えた37戦目は、福寿草賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で小松丈二騎手（27戦8勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた38戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタケノサッチャーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月14日、中2週で迎えた39戦目は、立春特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（28戦8勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。