コスモハヅキ（2010年生、母ウインクパール）

コスモハヅキ（2010年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時13歳）と交配したウインクパールが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木明広。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、八木常郎から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって157.5万円で落札された。

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月14日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

3歳（2013年）

1月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

2月10日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚勢が悪くなり17着に終わった。

3月23日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のコウギョウボーラーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルトケイザを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月6日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（9戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったダイメイチャームに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月24日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったサンドピットに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた17戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のウインジョニーに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月23日、中1週で迎えた18戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（11戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた22戦目は、夕日に愛されたまち玄海町賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4歳（2014年）

1月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（14戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた24戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（15戦2勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（16戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（17戦2勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（18戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（19戦2勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（20戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（21戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた32戦目は、こぐま座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（22戦2勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（23戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（24戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカロミオベンをクビ差振り切って雨下の激戦を制した。

7月26日、中1週で迎えた35戦目は、サンシャイン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（25戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた36戦目は、立秋特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（26戦3勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた37戦目は、十五夜特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で竹吉徹騎手（27戦3勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で竹吉徹騎手（28戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月19日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた39戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で竹吉徹騎手（29戦3勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で竹吉徹騎手（30戦3勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で竹吉徹騎手（31戦3勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた42戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で竹吉徹騎手（32戦3勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた43戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第33戦（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5歳（2015年）

1月2日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（33戦3勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた45戦目は、チャレンジシリーズ第37戦（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（34戦3勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。