オギヘラクレス（1990年生、母オギボニファシオ）

Ogi Hercules

1990.03.01

オギヘラクレス（1990年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のコリムスキー（当時15歳）と交配したオギボニファシオが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道 繁樹。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の一般C2イ。

経歴

デビュー前

二本柳一馬厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月10日、デビュー戦は横田雅博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月20日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

3月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横田雅博騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

10月24日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横田雅博騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4歳（1994年）

1月4日、中9週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、5歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキクカウンリュウに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月19日、中0週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C6イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のリファレンスに1馬身の差をつけて2勝目を収める

6月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルドームから1馬身差の2着となった。

7月25日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブイテンマから3馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンライジンに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマテンオーシンからハナ差の2着に甘んじた。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（7戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハイトップジャパンに5馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、北日本（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノヒリュウに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。