キンレンカ（2011年生、母フリーバード）

キンレンカ（2011年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花名。姉スイリンカより連想」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時18歳）と交配したフリーバードが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方36戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上C2 15。

経歴

デビュー前

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

4月6日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

7月26日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

9月27日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず3着に終わった。

4歳（2015年）

8月1日、約10か月半の休み明けで迎えた6戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-20（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダノンイルーシヴに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴライコウに約12馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアムールバニヤンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったタピスドフルールにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエリースプラッシュに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松翔太騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた12戦目は、からあげもり山杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村松翔太騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月5日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村松翔太騎手（7戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で村松翔太騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5歳（2016年）

7月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で村松翔太騎手（9戦4勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のロードエストレーラに1馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

7月31日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で村松翔太騎手（10戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルモントタイムに7馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で村松翔太騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったオキテスグメシに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で村松翔太騎手（12戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で村松翔太騎手（13戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたカラダサンキュー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月8日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で村松翔太騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したセントボナパルトを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で村松翔太騎手（15戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で村松翔太騎手（16戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で村松翔太騎手（17戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた24戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6歳（2017年）

1月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のニシノレーヌに4馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

2月5日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 42（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小松丈二騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小松丈二騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

4月23日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小松丈二騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったチャクラタイムにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月7日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小松丈二騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小松丈二騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小松丈二騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小松丈二騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた36戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小松丈二騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したカシノマイドリームを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月2日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で小松丈二騎手（13戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた38戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小松丈二騎手（14戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた39戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で小松丈二騎手（15戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月1日、中6週で迎えた40戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で小松丈二騎手（16戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。