シンボルスカ（2000年生、母ドルスク）

シンボルスカ（2000年1月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ノーベル賞受賞者のポーランドの詩人（母名がポーランドの地名より）」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時8歳）と交配したドルスクが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方18戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳C1。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

6月22日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

11月30日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2003年）

1月18日、中3週で迎えた5戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月9日、約6か月の休み明けで迎えた8戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月27日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた11戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

12月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキガーディアンに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハクサンロジックに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた14戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のショウリノサインに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンバクリークから3/4馬身差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホクダンディーに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミオウジャからクビ差の2着に甘んじた。

7月18日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナオニオマカセからクビ差の2着に甘んじた。

8月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリアルプスに4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

8月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた24戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた26戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた27戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。