エクスプロージョン（2007年生、母カネマサバレリーナ）

エクスプロージョン（2007年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「爆発」。毛色は鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー（当時10歳）と交配したカネマサバレリーナが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。戦績は、中央平地4戦0勝、地方40戦10勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年のジェイド賞(一般B3三)。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

5月30日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月4日、中9週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた5戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、ポラリスデッキ賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、門別ししゃも祭り賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ラピスラズリ特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のシルキーブリスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、連闘で迎えた8戦目は、エア・ウォーター日高地区共栄会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグランドサンデーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（2011年）

3月11日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、ユースフルステッキ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマックに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月18日、中4週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のマサノユーラブミーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコアレスアーツに1馬身3/4の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

6月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた14戦目は、荒川区特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、秋祭り特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた16戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、優駿の門・スピーディワンダー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月30日、中3週で迎えた17戦目は、冬霞特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でA.ムンロ騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のスマイルジュノに3馬身の差をつけて制した。

5歳（2012年）

1月17日、中2週で迎えた19戦目は、雪晴特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でA.ムンロ騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルガマスクを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月16日、中3週で迎えた20戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、風花特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた21戦目は、陽炎特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（5戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のベルガマスクをアタマ差振り切って8勝目をマークした。

3月26日、中2週で迎えた22戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のニイタカシマジロウに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月16日、中2週で迎えた23戦目は、ダイヤモンド賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（7戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた24戦目は、ジェイド賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（8戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のユウキアックンに1馬身1/4の差をつけて優勝

6月5日、中1週で迎えた25戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた26戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（10戦5勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

8月1日、中2週で迎えた27戦目は、盛夏賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた28戦目は、サマーメモリー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったワイルドゲイルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月2日、中4週で迎えた29戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ神無月賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた30戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた31戦目は、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた32戦目は、シリウス賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月29日、中3週で迎えた33戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、アデュー2012賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

6歳（2013年）

1月22日、中2週で迎えた34戦目は、初夢賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた35戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた36戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた37戦目は、スターロード賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた38戦目は、ポインタース賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（6戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた39戦目は、安部将之騎手を鞍上に迎えて、ベガ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた40戦目は、アンタレス賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた41戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた42戦目は、デネブ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた43戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は安部将之騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた44戦目は、野馬追賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。