ジョニーローズ（2003年生、母ユウサンベイビー）

ジョニーローズ（2003年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋バラ」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時8歳）と交配したユウサンベイビーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害3戦0勝、地方11戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年のJA岐阜南農業まつり特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

7月8日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

4歳（2007年）

4月21日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた7戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた8戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた9戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、泰文バースデー記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイリーロルフェイに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月15日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、アカシア特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったニッシンアルコンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C13（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユメノハーモニーに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月12日、中1週で迎えた12戦目は、コスモス特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィールドヘネシーに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月26日、中1週で迎えた13戦目は、奥飛騨特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のトパーズに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月11日、中1週で迎えた14戦目は、野菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノコクリュウに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月8日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノハルミチャンに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月27日、中2週で迎えた16戦目は、JA岐阜南農業まつり特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（7戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノライジンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月13日、中1週で迎えた17戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（8戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

5歳（2008年）

1月23日、中5週で迎えた18戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で大塚研司騎手（9戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアーティストタッチに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月15日、中2週で迎えた19戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で大塚研司騎手（10戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。