セイクドリーム（1999年生、母サンセヴェリーナ）

セイクドリーム（1999年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時6歳）と交配したサンセヴェリーナが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年の一般C9。

経歴

デビュー前

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

6月23日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

9月22日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

10月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

11月22日、中4週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったホクトハイタッチに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4歳（2003年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、一般C8 10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた7戦目は、一般C9 11（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タツミダンカンに半馬身交わされて2着となった。

1月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた9戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るテラノタイタンを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月8日、中6週で迎えた10戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月29日、中2週で迎えた11戦目は、一般B17 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミリオンライコオーに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月17日、中2週で迎えた12戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

8月16日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般B13（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた15戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったエイシンスイレンに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオースミキャリオンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエイシンサントリナにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中4週で迎えた23戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた26戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般B6-9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた28戦目は、一般B6-9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた30戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（11戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた31戦目は、大日岳賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた33戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（11戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデンサクノーベルに2馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

9月3日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた35戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた36戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で湯前良人騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルバードラゴンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で湯前良人騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して先頭で通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた38戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた39戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチーフレーサーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で迎えた40戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（17戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月16日、中2週で迎えた41戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた42戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（18戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。