マッドヴィーナス（2019年生、母フジノトップガン）

Mad Venus

2019.02.19

マッドヴィーナス（2019年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時20歳）と交配したフジノトップガンが14歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川島 正広。主な勝ち鞍は2021年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川島正広から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会大越徹朗によって165万円で落札された。

山田質厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2021年）

9月17日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は457kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴィブエアーを凄まじい末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のオオカマキリ特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2022年）

5月5日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアウラー特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の三光鳥特別（川崎ダート1500m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は神尾香澄騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の珠鷸特別（川崎ダート1500m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で神尾香澄騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったビームービーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の仏法僧特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の鶺鴒特別（川崎ダート1500m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は神尾香澄騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のルドベキア特別（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた11戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR川崎 第2戦（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた13戦目は、エウプロシュネー賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は神尾香澄騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。