イズミパーク（2000年生、母テツトパーク）

イズミパーク（2000年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のレオグリングリン（当時13歳）と交配したテツトパークが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は池田牧場。戦績は、地方18戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、池田牧場から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場されたが主取りとなった。

松尾一幸厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

9月16日、デビュー戦は青山裕一騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワールドイッコウに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月31日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青山裕一騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クールフォーチュンに交わされて1馬身差の2着となった。

11月27日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青山裕一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの園田2歳優駿（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青山裕一騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3歳（2003年）

4月29日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で青山裕一騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホーエイキングに4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

5月21日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で青山裕一騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で青山裕一騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたイケノスカレー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C8-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青山裕一騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月23日、中9週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青山裕一騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エルセンキクマロにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月8日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青山裕一騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月16日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で青山裕一騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビソウベンチャーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月5日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で青山裕一騎手（13戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上C4-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で青山裕一騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系2歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で青山裕一騎手（15戦3勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で青山裕一騎手（16戦3勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。