マイティマイン（2003年生、母キャンディデット）

マイティマイン（2003年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「巨大な鉱山」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時13歳）と交配したキャンディデットが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方14戦5勝。主な勝ち鞍は2007年のエイプリルスター賞(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

9月4日、デビュー戦は南田雅昭騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

9月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

10月30日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で南田雅昭騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で南田雅昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で南田雅昭騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

3歳（2006年）

1月17日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月7日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は南田雅昭騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月18日、中9週で迎えた8戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は南田雅昭騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

5月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたマイネルコレドール決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6月24日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南田雅昭騎手（8戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南田雅昭騎手（9戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南田雅昭騎手（10戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南田雅昭騎手（11戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南田雅昭騎手（12戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた16戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月11日、中9週で迎えた17戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月1日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた19戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るパスクアを猛烈な末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

2月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセンノウィンに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3月2日、中1週で迎えた22戦目は、小田原城特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のツインイーグルに3馬身の差をつけて制した。

3月22日、中2週で迎えた23戦目は、桜草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビービープライドを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（4戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るワレンダーソロンを豪脚でハナ差だけ差し切って怒涛の5連勝を決めた。

5月15日、中4週で迎えた25戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（5戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた26戦目は、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた27戦目は、ハッピーナイト特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（7戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。