マイネルプリューム（2008年生、母オグリエンゼル）

マイネルプリューム（2008年1月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋羽根」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時10歳）と交配したオグリエンゼルが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）稲葉牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、稲葉牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、コスモヴューファームによって315万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月31日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったバーンバーンバーンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月9日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイビーサムタイムに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月7日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の第三回高須シヅ杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた14戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアリスインワンダーに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月3日、連闘で迎えた15戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のボンバー名古屋競馬初来場記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったブラウンスキーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ダイナミックワルツに交わされて2馬身差の2着となった。

8月5日、中3週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったタツフレンチに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月25日、中2週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で阪野学騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で阪野学騎手（7戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

9月26日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阪野学騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

10月6日、中0週で迎えた25戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で阪野学騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

10月11日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で阪野学騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

11月24日、中5週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた27戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた28戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた29戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた30戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

2月3日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた32戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた33戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた34戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。