セフティーヤシマ（1991年生、母アーニーローリー）

セフティーヤシマ（1991年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のモガミヤシマ（当時7歳）と交配したアーニーローリーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

3月26日、デビュー戦は宮徹騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

4月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮徹騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮徹騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシャーロックナムラをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

6月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮徹騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮徹騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4歳（1995年）

1月29日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で宮徹騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で宮徹騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮徹騎手（9戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

4月1日、中5週で迎えた11戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーレストソロンに8馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月16日、中1週で迎えた12戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月29日、約6か月半の休み明けで迎えた13戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で古小路重男騎手（2戦1勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で古小路重男騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた15戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1996年）

1月21日、中4週で迎えた16戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は古小路重男騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーナポレオネに5馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

2月4日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタライジンから2馬身半差の2着となった。