バンブーナポレオネ（1991年生、母フォローバンブー）

バンブーナポレオネ（1991年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオウインスパイアリング（当時5歳）と交配したフォローバンブーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地12戦2勝2着1回、中央障害6戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年のたちばな賞(500万下)。

経歴

デビュー前

布施正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月27日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

3歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた4戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入った。

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったウインクキラーに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

4月9日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のインデアントラップに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた9戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のたちばな賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るツキノセカイオーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて制した。

5月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は塩村克己騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた11戦目は、4歳900万下の白藤ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

10月16日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

11月27日、中5週で迎えた13戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた14戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターギャルソンから6馬身差の2着となった。

4歳（1995年）

1月14日、中3週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーマッドネスから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1996年）

1月13日、約12か月の休み明けで迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のフサイチリーフをハナ差制して休み明けの一戦を制した。

1月21日、連闘で迎えた17戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセフティーヤシマから5馬身差の2着に敗北した。

6月23日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。