シックザール（2016年生、母スイートハビタット）
Schicksal
2016.02.13
シックザール（2016年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「運命、宿命（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時7歳）と交配したスイートハビタットが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2021年の草笛特別(一般B2二 B3一)。
経歴
デビュー前
当歳のとき、シンボリ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、前田幸治によって3,348万円で落札された。
佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2018年）
10月21日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は492kg。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
11月17日、中3週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
12月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
3歳（2019年）
1月13日、中3週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。
2月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
5月26日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。17頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。
6月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。
7月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、逃げるモッズストーンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。
8月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
11月18日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマイネルミシシッピに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
12月19日、中3週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、よみうりランド「グッジョバ!!」賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、フィールザシルバーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
4歳（2020年）
1月1日、中1週で迎えた12戦目は、17thゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、シントーゴールドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
1月31日、中3週で迎えた13戦目は、東急不動産杯（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
2月20日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦のアメジスト特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
3月6日、中1週で迎えた15戦目は、川崎競馬令和元年度しめくくり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のノボリターンに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。
4月15日、中5週で迎えた16戦目は、百花繚乱特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。
5月15日、中3週で迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、小田原市市制施行80周年記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。
6月10日、中3週で迎えた18戦目は、入梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったキョウエイドラゴンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
7月15日、中4週で迎えた19戦目は、小暑特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。
8月11日、中3週で迎えた20戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、風鈴特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
5歳（2021年）
1月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた21戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
3月5日、中4週で迎えた22戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、啓蟄特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るリトルパイングッドを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
4月23日、中6週で迎えた23戦目は、卯の花月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた24戦目は、くじら特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
5月26日、中2週で迎えた25戦目は、草笛特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井光輔騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るザベストエバーを鮮やかな末脚で半馬身差し切って4勝目を挙げた。
6月18日、中2週で迎えた26戦目は、短夜特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で桜井光輔騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
7月6日、中2週で迎えた27戦目は、七夜月特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で桜井光輔騎手（5戦2勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。
7月31日、中3週で迎えた28戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井光輔騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
8月29日、中3週で迎えた29戦目は、村雨特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桜井光輔騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のバクハツに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
9月13日、中1週で迎えた30戦目は、マーケットスクエア 川崎イースト杯（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桜井光輔騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
10月14日、中3週で迎えた31戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桜井光輔騎手（9戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアドマイヤプリヴに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
11月10日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。
12月16日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた33戦目は、前田大勝典（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。
6歳（2022年）
3月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、忘れ雪特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（11戦3勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。
4月6日、中4週で迎えた35戦目は、零れ桜特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（12戦3勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。
5月18日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた36戦目は、草笛特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井光輔騎手（13戦3勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた37戦目は、梅雨明かり特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桜井光輔騎手（14戦3勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、最後はスパラキシスと並んで5着同着となった。
7月6日、中2週で迎えた38戦目は、月下美人特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井光輔騎手（15戦3勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。
8月1日、中3週で迎えた39戦目は、快刀乱麻賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井光輔騎手（16戦3勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。
8月25日、中2週で迎えた40戦目は、秋風月特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桜井光輔騎手（17戦3勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。