リトルパイングッド（2017年生、母ハナライ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小松芳子によって1,296万円で落札された。

2歳（2019年）

12月20日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は509kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヤマイチサーディンを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2020年）

1月31日、中5週で迎えた2戦目は、3歳戦のキュープラザ二子玉川杯（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

2月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレジーナクィーンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月17日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の水芭蕉特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のクロニクル特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエストラードを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2021年）

1月25日、約8か月半の休養明けで迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、雪化粧特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

3月5日、中5週で迎えた8戦目は、啓蟄特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、シックザールに交わされて1馬身差の2着となった。

3月30日、中3週で迎えた9戦目は、春光特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロードオブイサチルに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月22日、中2週で迎えた10戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、春風賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたストームドッグ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月25日、中4週で迎えた11戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた12戦目は、スパーキングプラチナチャレンジ（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（9戦3勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた13戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、パイロジェンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中3週で迎えた14戦目は、村雨特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた15戦目は、マーケットスクエア川崎イースト杯（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5歳（2022年）

2月1日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の初音特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた18戦目は、忘れ雪特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4月28日、中7週で迎えた19戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、夏初月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた20戦目は、草笛特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、風待月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、湘南ひらつか七夕まつり記念杯（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のダイリュウボーラーを半馬身振り切って4勝目を手にした。

7月5日、中2週で迎えた23戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ドンレパルスに交わされて2馬身半差の2着となった。

8月2日、中3週で迎えた24戦目は、オーガストスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月25日、中2週で迎えた25戦目は、秋風月特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた26戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、涼秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

6歳（2023年）

2月1日、約4か月半の休み明けで迎えた27戦目は、猛虎特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた28戦目は、初花月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた29戦目は、2002年キングセイバー号記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた30戦目は、零れ桜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月19日、中5週で迎えた31戦目は、開成町あじさいまつり特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた32戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、短夜特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた33戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月12日、約3か月半の休み明けで迎えた34戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり4着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた35戦目は、おいしくお茶を飲みま賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた36戦目は、神楽月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた37戦目は、チャーチルダウンズ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（11戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7歳（2024年）

1月3日、中2週で迎えた38戦目は、七福神特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2月4日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた39戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のブーケドフルールに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

2月28日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジューンハルジオンを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

3月20日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1-3（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったサンエルセントロに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中2週で迎えた42戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月21日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた43戦目は、竜串海岸特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。