ケイズビーナス（2004年生、母チアズスミレ）

ケイズビーナス（2004年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「馬主の頭文字より＋金星」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時10歳）と交配したチアズスミレが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦5勝。主な勝ち鞍は2008年の梨の花特設(一般C14)。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

8月5日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって18着に敗れた。

10月8日、中4週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C32（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のルレーヴに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、中5週で迎えた5戦目は、一般C26（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチビークァイに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2008年）

2月13日、中6週で迎えた6戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイジョウに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月27日、中1週で迎えた7戦目は、鶯初鳴き特設（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノウェーブに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月29日、中3週で迎えた8戦目は、梨の花特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のルンバメモリーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。