カシマメガミ（1995年生、母マグダレナ）

カシマメガミ（1995年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時15歳）と交配したマグダレナが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）只野牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方21戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年の4歳C1。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

9月6日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

9月28日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトップパシフィックに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（1998年）

9月27日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた8戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

12月30日、中6週で迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（水沢ダート1400m 雪/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードビクターに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1999年）

1月9日、中0週で迎えた10戦目は、5歳B（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングポローニアからクビ差の2着に甘んじた。

4月12日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、山崎進騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月24日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎進騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎進騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎進騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎進騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎進騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホノボンボンからハナ差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎進騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎進騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎進騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた22戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎進騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山崎進騎手（11戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノテンザンからクビ差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた24戦目は、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山崎進騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

11月6日、中1週で迎えた25戦目は、ノベンバーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山崎進騎手（13戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山崎進騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターダハールから4馬身差の2着となった。

12月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般B（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で山崎進騎手（15戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた28戦目は、一般B（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山崎進騎手（16戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2000年）

1月8日、連闘で迎えた29戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で山崎進騎手（17戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイメロディから1馬身半差の2着となった。