トゥービー（1999年生、母リトルバンデーラ）

経歴

デビュー前

2歳（2001年）

8月3日、デビュー戦は細川勉騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るフジヤマアスワンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ファインサマーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中8週で迎えた3戦目は、2歳戦の若殿特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3歳（2002年）

10月10日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた4戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋駒特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

12月16日、中9週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたミスフーチャン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4歳（2003年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月12日、中5週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2二ア（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月11日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた8戦目は、一般C2二イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

5月6日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月24日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた11戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ライフトロンに半馬身交わされて2着となった。

5歳（2004年）

1月29日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライアンイーグルをクビ差だけ差し切って久々に勝ち星を挙げた。

2月23日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、エクスアートに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のエセレンシアを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

4月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファインスターを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

5月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2二三四（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で細川勉騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゲシルファイターに4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月21日、中6週で迎えた17戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川勉騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のフジケンルビーを3/4馬身振り切って5勝目をつかんだ。

7月12日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で細川勉騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、シャンハイタイトルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。