コスモヘブン（2002年生、母マックスロビン）

コスモヘブン（2002年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋天国」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時13歳）と交配したマックスロビンが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木直孝。戦績は、中央平地3戦0勝、地方29戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木直孝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって483万円で落札された。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

6月2日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤサンディに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのホワイトマズル賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジャングルポケット賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた7戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は千葉津代士騎手（3戦1勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、2歳オープンのトワイニング賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、2歳オープンのタニノギムレット賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2005年）

1月23日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の若竹賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

9月29日、約8か月の休み明けで迎えた12戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、近畿畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1二（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた15戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、ゴールドエッグ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般E2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた17戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた18戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、其を言っちゃ終い特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイヤモンドボスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

12月18日、連闘で迎えた19戦目は、一般D7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

4歳（2006年）

1月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般D8（高知ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキャニオンプレーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

1月14日、中1週で迎えた21戦目は、慎&尚祝結婚特別（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

1月22日、連闘で迎えた22戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般D5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた23戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般Dハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた24戦目は、一般D7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた25戦目は、一般D6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた27戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、香織22歳誕生日特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた28戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた29戦目は、一般D6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた30戦目は、一般Dハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた31戦目は、一般D5（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般D5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。