マヤノハイヌーン（2015年生、母マヤノプリヤ）

マヤノハイヌーン（2015年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋絶頂期」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時15歳）と交配したマヤノプリヤが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は北島牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2019年の段戸川特別(一般C7)。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

2月12日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

4歳（2019年）

3月27日、約13か月半の休養明けで迎えた2戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、高須シヅ記念杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のマサノメーテルをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4月17日、中2週で迎えた3戦目は、音羽川特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月2日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、名古屋モーニングフィーバー18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジュンホープに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月4日、中4週で迎えた6戦目は、大田川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコトブキポインターに5馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、段戸川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のゴールドパドルに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5歳（2020年）

4月22日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

6月20日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

6月27日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの出石特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

11月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6歳（2021年）

3月14日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、待ってました!金沢競馬開幕記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた13戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、令和2年度ラストラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、最後はツガノホマレと並んで3着同着となった。

4月25日、中3週で迎えた14戦目は、楽天でポッイントもらっちゃおう賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた15戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた16戦目は、ネットで買うなら楽天競馬で賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた17戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた18戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

7歳（2022年）

4月24日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月4日、中0週で迎えた20戦目は、一般C2十四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松戸政也騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で松戸政也騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松戸政也騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったトウショウドラフタに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松戸政也騎手（10戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツーエムプレミアムに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松戸政也騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、エイシンアレグロにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で松戸政也騎手（12戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。