シゲルオウシザ（2010年生、母シゲルウエンセン）

シゲルオウシザ（2010年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋おうし座」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時14歳）と交配したシゲルウエンセンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地25戦2勝2着1回、中央障害12戦0勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

6月23日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

10月28日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したノートゥングを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（2013年）

1月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクニサキゼブライカを上がり4位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

1月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月23日、中3週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は国分優作騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグレイスフルリープをハナ差振り切って2勝目を収める

4月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（8戦2勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月23日、中7週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の鶴見特別（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の尾頭橋特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（9戦2勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

9月22日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の円山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた19戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

4歳（2014年）

1月19日、中3週で迎えた20戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は国分優作騎手（10戦2勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

9月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた24戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた25戦目は、加賀友禅賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は国分優作騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2015年）

1月12日、中4週で迎えた26戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた28戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は草野太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月19日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（2016年）

1月16日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月13日、中7週で迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルポルトゥスから7馬身差の2着となった。

5月15日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月21日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。13着に敗れた。

9月4日、約3か月半の休養明けで迎えた38戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺祐太騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。