ミラクルハート（2010年生、母チェリーエンジェル）

ミラクルハート（2010年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時14歳）と交配したチェリーエンジェルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高村牧場。戦績は、地方41戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の一般C2三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

6月5日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

8月2日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月10日、中4週で迎えた8戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の一完歩ずつ被災地の明るい未来へ（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた9戦目は、2歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のプリムラ賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

3歳（2013年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

1月23日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

2月13日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた16戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた17戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた19戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた23戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた24戦目は、3歳C1三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた25戦目は、3歳（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた27戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

9月8日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた29戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた30戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた32戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヒストリーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月7日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた34戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

10月21日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり最後はドリームガイアと並んで8着同着となった。

10月27日、連闘で迎えた36戦目は、太田陽子騎手を鞍上に迎えて、岩手競馬まるごと探検隊賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた37戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた40戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、奥州てごねハンバーグ杯（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。