バトルスパート（2011年生、母ノーブルティアラ）

バトルスパート（2011年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「全速力を出し闘う」。毛色は鹿毛。種牡馬のテラノフォースワン（当時7歳）と交配したノーブルティアラが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大作ステーブル。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の揖斐高原特別(一般C14ロ)。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

5月11日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に終わった。

8月16日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

10月17日、中4週で迎えた4戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したシガーロスにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月30日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフジサンマーケットをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月14日、中1週で迎えた6戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシガーロスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2015年）

6月29日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバトルスキーに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月4日、中9週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた8戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、揖斐高原特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトラヒメを豪快な末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を手にした。

9月18日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、サファイア賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。