セイグッドラック（2020年生、母アロマキャンドル）

セイグッドラック（2020年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+競走馬としての成功を祈る」。毛色は栗毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したアロマキャンドルが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は富田恭司。主な勝ち鞍は2023年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月22日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

3歳（2023年）

6月5日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキッズファイナルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月2日、中3週で迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビヴァアカプルコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

7月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のペイシャキネマに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた7戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、3歳M1の不来方賞（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2024年）

1月31日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のマサハヤアンを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

7月25日、約6か月の休養明けで迎えた9戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のルリールに1馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、アマゾン賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐野遥久騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた11戦目は、ゴールドコースト賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた13戦目は、芝山町賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、檸檬賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったホッコーソムニウムに詰め切れず、5馬身差の2着となった。