ワンビ(2020年生、母フェイドレス)
Wangbi
2020.06.11
ワンビ(2020年6月11日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマスクゾロ(当時9歳)と交配したフェイドレスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヤスナカファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳(牝)。
経歴
デビュー前
角川秀樹厩舎(北海道)へ入厩。
2歳(2022年)
10月18日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳(門別ダート1000m 晴/良)に出走。馬体重は476kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るキアキアを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。
3歳(2023年)
4月19日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳(門別ダート1000m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手(1戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったネオトキオにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。
5月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳(門別ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手(2戦1勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。
6月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手(3戦1勝)。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。
6月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上C4-3(門別ダート1200m 曇/稍重)に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手(4戦1勝)。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のように疾駆したが、ハナレタクナイにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
7月11日、中3週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3(門別ダート1000m 曇/稍重)に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のプリンセスキアラをクビ差振り切って圧倒的支持に応えた。
8月3日、中2週で迎えた7戦目は、北海道日高管内商工会連合会賞(門別ダート1000m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手(1戦1勝)。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のリコースチェッキンに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
8月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C32 C41(門別ダート1200m 晴/稍重)に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手(2戦2勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C32 C41(門別ダート1000m 曇/稍重)に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手(3戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサトノガレオンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
9月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C32 C41(門別ダート1000m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手(4戦2勝)。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエイシンレプニ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。
デビュー前
角川秀樹厩舎(北海道)へ入厩。
11月2日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、3歳以上C22 C31(門別ダート1000m 晴/重)に出走。11頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。
4歳(2024年)
4月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、一般C3 C4-1(門別ダート1000m 曇/不良)に出走。鞍上は阿部龍騎手(5戦1勝)。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。
5月28日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、ブルースター特別(門別ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手(6戦1勝)。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-3(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手(7戦1勝)。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ミッドナイトベルンに交わされて1馬身差の2着となった。
7月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4-2(門別ダート1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手(8戦1勝)。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。
8月1日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4-2(門別ダート1200m 雨/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手(9戦1勝)。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、キュリエールに交わされて1馬身差の2着となった。
8月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4-2(門別ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手(10戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。
9月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4-2(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は桑村真明騎手(5戦2勝)。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。
9月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4-2(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は阿部龍騎手(11戦1勝)。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。
10月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-2(門別ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手(12戦1勝)。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。
10月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-2(門別ダート1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は桑村真明騎手(6戦2勝)。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。