エメラダ(2020年生、母ピサノグレース)
Emerada
2020.05.16
エメラダ(2020年5月16日)は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「グリーン系の合成石の一種」。毛色は栗毛。種牡馬のカレンブラックヒル(当時11歳)と交配したピサノグレースが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はゴールドアップカンパニー。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利(牝)。
経歴
デビュー前
長谷川浩大厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(2022年)
9月3日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(札幌芝1500m 晴/良)に出走。馬体重は432kg。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。
10月30日、中7週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利(阪神ダート1400m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のタガノアレハンドラに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。
12月18日、中6週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスの寒椿賞(中京ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手(1戦1勝)。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。
3歳(2023年)
1月28日、中5週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス(中京ダート1400m 晴/良)に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。
3月18日、中6週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス(阪神ダート1400m 曇/不良)に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。
6月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス(函館ダート1700m 晴/重)に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
6月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス(函館芝1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手(1戦0勝)。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス(函館芝1200m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手(2戦0勝)。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。
7月15日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス(函館ダート1000m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で富田暁騎手(3戦0勝)。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。
8月19日、中4週で迎えた10戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、渡辺彩夢特別(高知ダート1300m 曇/不良)に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカレンロマチェンコに詰め切れず、9馬身差の2着となった。
9月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-7(高知ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るモズスナイパーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝
10月1日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3-3(高知ダート1300m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手(2戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-3(高知ダート1400m 小雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で石本純也騎手(3戦1勝)。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るアジアンライナーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って3勝目を奪取した。
10月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-5(高知ダート1300m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で石本純也騎手(4戦2勝)。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、グラティアスグーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
11月11日、中1週で迎えた15戦目は、晩秋特別(高知ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は6戦連続で石本純也騎手(5戦2勝)。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。
11月25日、中1週で迎えた16戦目は、わたちゃん誕生日特別(高知ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で石本純也騎手(6戦2勝)。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。
12月9日、中1週で迎えた17戦目は、大雪特別(高知ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は8戦連続で石本純也騎手(7戦2勝)。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。
12月28日、中2週で迎えた18戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3(高知ダート1600m 晴/稍重)に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
4歳(2024年)
1月28日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2-2(高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手(1戦0勝)。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。
2月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-2(高知ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手(2戦0勝)。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったチャオベッラに詰め切れず、8馬身差の2着となった。
2月25日、中1週で迎えた21戦目は、雨水特別(高知ダート1300m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手(3戦0勝)。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
3月3日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2-2(高知ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で西森将司騎手(4戦0勝)。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。
3月17日、中1週で迎えた23戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース(高知ダート1400m 雨/不良)に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。
4月6日、中2週で迎えた24戦目は、陽春特別(高知ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は石本純也騎手(8戦2勝)。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。
4月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-2(高知ダート1300m 雨/稍重)に出走。鞍上は西森将司騎手(5戦0勝)。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。