デイムコマンダー（2018年生、母スズランコマンダー）
Dame Commander
2018.02.12
デイムコマンダー（2018年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時10歳）と交配したスズランコマンダーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山 拓樹。主な勝ち鞍は2021年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、中山高鹿康から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大谷正嗣によって475.2万円で落札された。
森下淳平厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2021年）
1月18日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は473kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。
2月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモンサンカドリーユに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3月12日、中2週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のムスカリ特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。
8月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
8月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の313.5万円以下（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。
9月21日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のエキサイティングリレーオープニング賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。
10月7日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。
4歳（2022年）
3月10日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。
3月31日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、中山高鹿康から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大谷正嗣によって475.2万円で落札された。
辻野豊厩舎（大井）へ入厩。
4月21日、デビュー戦は福原杏騎手を鞍上に据えて、一般C2六七八（大井ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。
5月11日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
6月8日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。
6月30日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のバレンティーノに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。
7月27日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。
8月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。
9月9日、中2週で迎えた16戦目は、ソノラ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた17戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。
10月6日、中1週で迎えた18戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、ハレザ池袋賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
11月2日、中3週で迎えた19戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。
12月8日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。
12月29日、中2週で迎えた22戦目は、志尊淳賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。
5歳（2023年）
4月19日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、木澤奨騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。
5月8日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木澤奨騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた25戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。
6月6日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。