エムジンパシオン（1998年生、母エバークロス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑嶋賢仁から「北海道10月市場サラブレッド2歳」と「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

伊藤光雄厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2000年）

8月7日、デビュー戦は竹下太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブロードベルに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中9週で迎えた3戦目は、安藤貴英騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤貴英騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2001年）

1月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤貴英騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月8日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンのキング（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた11戦目は、次井武史騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で次井武史騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で次井武史騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で次井武史騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

4歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のローヤルタイトルに4馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

1月20日、中0週で迎えた17戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は次井武史騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた18戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のソウケンアリダーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月24日、中1週で迎えた19戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエソールに2馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月4日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた22戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は次井武史騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月9日、中0週で迎えた29戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般C6-8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C6-8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、オーミレオポルドに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月17日、中2週で迎えた31戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニッシンシャトルに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする