トーエイブルボン（1998年生、母トーエイウエーブ）

トーエイブルボン（1998年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミホノブルボン（当時9歳）と交配したトーエイウエーブが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）コガネ。戦績は、中央平地10戦0勝、地方15戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C7。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

4月28日、デビュー戦は小林慎一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（福島芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林慎一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林慎一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた5戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小林慎一郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月21日、中5週で迎えた11戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

12月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったランフォリンクスから3馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた14戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2002年）

1月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエトワールブルーから5馬身差の2着となった。

2月14日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモアクセルから半馬身差の2着となった。

3月12日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツエルクドリーマーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月26日、中1週で迎えた19戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオレンジジェラートから半馬身差の2着に敗北した。

11月14日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハッコーハピネスを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

12月12日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

5歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた23戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（11戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。