ランフォリンクス（1998年生、母ジヨーメリトリアス）

ランフォリンクス（1998年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロングニュートリノ（当時13歳）と交配したジヨーメリトリアスが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏三好ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方17戦10勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のグロリアスステージ。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月17日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

4月1日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月18日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリゲル特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のプレセペ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーベレーザに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイブルボンに3馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2002年）

5月9日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメリーフレンドに5馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシノギゴールドに7馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカルラレイビーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバースデイソングに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月30日、中2週で迎えた12戦目は、三日月特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレートセイコーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月10日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスリップストリームに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、和歌山ポークトントン特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイウンエルプラドに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、加古川くつ下特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタッチダウンパスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中3週で迎えた16戦目は、ゴールドエッグ賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平松徳彦騎手（10戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタッチダウンパスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中3週で迎えた17戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、グロリアスステージ（園田ダート1870m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデュアルライフに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5歳（2003年）

1月22日、中6週で迎えた18戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の六甲盃（園田ダート1870m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた19戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。