キャロットチェリー（1993年生、母マリージヨウジ）

キャロットチェリー（1993年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルグラウベン（当時8歳）と交配したマリージヨウジが13歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）スガタ牧場。戦績は、地方21戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年のすずらん特別。

経歴

デビュー前

津久井巌厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1995年）

10月11日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウテンキングから5馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中4週で迎えた2戦目は、津久井誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンフジエスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

1月21日、中9週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津久井誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のエリカ特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津久井誠騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で津久井誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で津久井誠騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーブライトからアタマ差の2着となった。

4月3日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた8戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクローバー特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の藤の花特別 3組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は津久井誠騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のスイートピー特別 2組（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津久井誠騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルダイヤからハナ差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津久井誠騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカツショウグンに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

7月11日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦のあさがお特別 1組（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーベイシアから4馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のひまわり特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は津久井誠騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦の芙蓉特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津久井誠騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた15戦目は、霞橋特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で津久井誠騎手（10戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマインドヒーローに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

11月10日、中4週で迎えた16戦目は、トパーズ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で津久井誠騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1997年）

5月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた17戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で津久井誠騎手（12戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた18戦目は、夏木立特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で津久井誠騎手（13戦3勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（1998年）

2月12日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた19戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、カトレア特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた20戦目は、早春特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた21戦目は、陽春特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。