キョウエイワカタカ（1984年生、母キョウエイウォーク）

キョウエイワカタカ（1984年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキヨウエイミリンダ（当時6歳）と交配したキョウエイウォークが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方10戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の一般C。

経歴

デビュー前

田中良平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

2月1日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

2月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

4月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

7月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、音無秀孝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

8月2日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で音無秀孝騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で音無秀孝騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で音無秀孝騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた10戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

4歳（1988年）

1月4日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた12戦目は、飯島雄治騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハルミレデイをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

2月29日、中2週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイートテンから1馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒルゼンファインに1馬身の差をつけて2勝目を収める

5月8日、中6週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月18日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1989年）

1月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で崎谷彦司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイマツカゼから4馬身差の2着となった。

1月23日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で崎谷彦司騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートプレーリーから半馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中3週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で崎谷彦司騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で崎谷彦司騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオベリホープからハナ差の2着に惜敗した。