サテンドール（1983年生、母ホクチクスター）

Satin Doll

1983.04.14

サテンドール（1983年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンザン（当時22歳）と交配したホクチクスターが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年のアマリリス賞(400万下)。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

3月23日、デビュー戦は4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は460kg。鞍上は増沢末夫騎手。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月5日、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のカリブソレイユに2馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

4月29日、4歳400万下（東京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月18日、4歳400万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

6月1日、4歳400万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤正徳騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイワサラゼンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月28日、4歳400万下のアマリリス賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤正徳騎手。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のアローシゲルを3/4馬身振り切って勝利を掴み取った。

8月3日、4歳以上900万下の松前特別（函館芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤正徳騎手。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

8月17日、牝馬限定の4歳以上900万下の漁火特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤正徳騎手。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

9月7日、ハンデ戦で4歳以上900万下のみなみ北海道ステークス（函館芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月27日、ハンデ戦で4歳以上900万下の九十九里特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。