ディサイド（2019年生、母ラヴェリータ）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

10月10日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフクノラヴァルに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2022年）

2月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月2日、中5週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート2400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヤマノマタカに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた10戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝2600m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたタシロ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4歳（2023年）

1月7日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

1月28日、中2週で迎えた15戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したテイエムフォンテにアタマ差届かず2着に甘んじた。

2月19日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

6月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマリアナトレンチに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず最後はタガノリバイバーと並んで6着同着となった。

7月23日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスの大倉山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月16日、中7週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラスの松戸特別（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、4着を確保した。

10月9日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの昇仙峡特別（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

5歳（2024年）

2月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの由布院特別（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月24日、中2週で迎えた24戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの筑後川特別（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

4月28日、中8週で迎えた25戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの五泉特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの津軽海峡特別（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上2勝クラスの竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上2勝クラスの駒場特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた29戦目は、3歳以上2勝クラスの大通公園特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

2024年8月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。