ゴライコウ（2020年生、母プロフェシーライツ）

ゴライコウ（2020年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「御来光。父名の『タルマエ』から樽前山と母名の『予言+光』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時11歳）と交配したプロフェシーライツが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本智広。2022年のJBC2歳優駿(Jpn3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本智広から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡浩二によって770万円で落札された。

新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヤマニンウルスに詰め切れず、約23馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイメイセブンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月3日、中6週で迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn3のJBC2歳優駿（門別ダート1800m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のベルピットに2馬身半の差をつけて重賞初挑戦初制覇を達成した。

3歳（2023年）

2月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

7月12日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は幸英明騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

9月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、グリーンチャンネルカップ（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい16着に終わった。

4歳（2024年）

2月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2024年2月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。