カツノナインズ（2019年生、母マヤフィオーレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高山博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、勝野産業によって275万円で落札された。

3歳（2022年）

1月22日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

2月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

12月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、ブルバ結成5周年特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

4歳（2023年）

4月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた6戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイエスドラマに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、鵜匠特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシュガーエンジェルに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月12日、中4週で迎えた8戦目は、多良峡特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた9戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカズノザンゲツに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月21日、中1週で迎えた10戦目は、月見草特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のマッチャンチャンプに3馬身の差をつけて4勝目を収める

8月31日、中5週で迎えた11戦目は、杪夏特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺竜也騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイリーライフを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

5歳（2024年）

3月4日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた12戦目は、雪間草特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺竜也騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた13戦目は、ファウナ生誕祭記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺竜也騎手（7戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったエイシンシンクロに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺竜也騎手（8戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた15戦目は、ウマ娘ベルノライト賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺竜也騎手（9戦5勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のウィスティンガーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月4日、中3週で迎えた17戦目は、杏子特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（10戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のダイチノメグミに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のおりひめ特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヨーコマイラヴに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月1日、中3週で迎えた20戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、花撫子特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた21戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、打上花火特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。