ニシノグレキング（2005年生、母ニシノグレート）

ニシノグレキング（2005年4月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時10歳）と交配したニシノグレートが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方35戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2三。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

10月27日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

3歳（2008年）

3月23日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宮崎北斗騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月5日、中7週で迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

8月30日、中5週で迎えた9戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた10戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C1七 C2（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般C1九 C2四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルプソワールに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたリンドカッチー決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月23日、連闘で迎えた18戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4歳（2009年）

1月1日、連闘で迎えた20戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、初日の出特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた21戦目は、新春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

1月29日、中1週で迎えた22戦目は、群雄特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた23戦目は、東風特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（9戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた24戦目は、早春特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干遅いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールドジェットに交わされて1馬身差の2着となった。

3月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（12戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、グローバルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月13日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（13戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡田大騎手（14戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の闘志でゴールまでタレずに走り切り、5着を確保した。

4月29日、連闘で迎えた29戦目は、トワイライトアタック賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡田大騎手（15戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡田大騎手（16戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡田大騎手（17戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、コウエイバッカスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月25日、連闘で迎えた32戦目は、さきたま古墳賞（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で岡田大騎手（18戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

11月4日、約5か月半の休み明けで迎えた33戦目は、一般C1七八（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で岡田大騎手（19戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡田大騎手（20戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1六七（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で岡田大騎手（21戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

11月27日、中0週で迎えた36戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた37戦目は、烈風スプリント（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は岡田大騎手（22戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（23戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた39戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のシクラメン特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

5歳（2010年）

1月1日、中0週で迎えた40戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（24戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

1月6日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2四五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（25戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた43戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、未来賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた44戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、ライトウェイトin浦和賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。