シルバークィーン（2013年生、母タイランツフェイム）

シルバークィーン（2013年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時9歳）と交配したタイランツフェイムが21歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨミネ牧場。戦績は、地方49戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、キヨタケ牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

8月20日、デビュー戦は伊藤千尋騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は392kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のオータムライト級カップ2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオータムライト級カップ3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた7戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の名古屋けいば応援記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったワンダフルキッスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月10日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦の金シャチけいば応援記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

3歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で八木直也騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るバジガクミライを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月21日、中1週で迎えた11戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は八木直也騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

2月18日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

3月2日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は八木直也騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で八木直也騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で八木直也騎手（9戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の429サンクスホースデイズ開催（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で八木直也騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた23戦目は、3歳戦のザク笠松出陣記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月5日、連闘で迎えた24戦目は、3歳戦の金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた25戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月19日、中0週で迎えた26戦目は、3歳戦の金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた27戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた28戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた29戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月23日、中1週で迎えた30戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた31戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた32戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた33戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた34戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の円葵ちゃん誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた35戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた36戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた37戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下雅之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた38戦目は、3歳戦の赤塚社長お誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた39戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山下雅之騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた40戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下雅之騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた41戦目は、牝馬限定戦の笠松応援記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下雅之騎手（7戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた42戦目は、牝馬限定の一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下雅之騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた43戦目は、牝馬限定の一般C33（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山下雅之騎手（9戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月9日、中1週で迎えた44戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で山下雅之騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

1月23日、中1週で迎えた45戦目は、牝馬限定の一般C32（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山下雅之騎手（11戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた46戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で山下雅之騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のジェミナに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中1週で迎えた47戦目は、盆梅特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山下雅之騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた48戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のヒルノリスボンに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

3月23日、中1週で迎えた49戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、春色特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。