ダイジュロード（1985年生、母ヒダカロード）

ダイジュロード（1985年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニン（当時13歳）と交配したヒダカロードが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害5戦0勝、地方13戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の一般C。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

7月18日、デビュー戦は西園正都騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は422kg。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3歳（1988年）

4月9日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で西園正都騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた6戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい17着に終わった。

6月19日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月5日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大森勇一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、小谷祐司騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で小谷祐司騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1989年）

1月14日、中3週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で小谷祐司騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月19日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、山下慎一騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のソウタに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月26日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下慎一騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のデクレアウォーに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

4月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下慎一騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のムスタングハレーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下慎一騎手（3戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノグローリーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月22日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下慎一騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下慎一騎手（5戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセルジャガーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山下慎一騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下慎一騎手（7戦5勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた24戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下慎一騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた26戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1990年）

4月1日、約6か月半の休み明けで迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下慎一騎手（9戦5勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマノムテキから4馬身差の2着となった。

4月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下慎一騎手（10戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。