ロードラテアート（2006年生、母レディカプチーノ）

ロードラテアート（2006年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ミルクの泡で模様を描いたエスプレッソコーヒー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したレディカプチーノが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地17戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の江坂特別(1000万下)。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,835万円（5.67万×500口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

4月11日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のスーパーオービットに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月4日、中8週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の和田岬特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4歳（2010年）

4月3日、約9か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5歳（2011年）

5月1日、約13か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

5月29日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

7月23日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の萬代橋特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラッキーバニラを3/4馬身振り切って久々に白星を挙げた。

11月13日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上1000万下のドンカスターカップ（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の境港特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったオールザットジャズに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の江坂特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のモーニングフェイスをクビ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

6歳（2012年）

8月19日、約8か月の休養明けで迎えた12戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の天の川ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

12月9日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオリオンステークス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7歳（2013年）

1月27日、中6週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

4月21日、中7週で迎えた16戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の府中ステークス（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の湘南ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい18着に終わった。