キングクレイグ（2000年生、母ミサトトウショウ）

キングクレイグ（2000年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「クレイグ（人の名）王」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時7歳）と交配したミサトトウショウが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地和義。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、城地和義から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、畠山牧場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月5日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月28日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた2戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月17日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 雨/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた5戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

8月11日、中6週で迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では見せ場なく17着に終わった。

10月7日、中7週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた7戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカサンダーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月13日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイニングブレスからクビ差の2着に甘んじた。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドジェムに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4歳（2004年）

1月4日、中3週で迎えた11戦目は、初夢特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた12戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトータルアセッツから1馬身半差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウララホークに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月22日、中9週で迎えた14戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンチュリーワンに半馬身の差をつけて制した。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、都忘れ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月12日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉地学騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードヒエンに3馬身の差をつけて5勝目をマークした。

12月21日、中2週で迎えた18戦目は、道の駅伊勢志摩レストラン道賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉地学騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2005年）

1月6日、中1週で迎えた19戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、万両賞（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシンワキセキに2馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた21戦目は、日間賀島特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイヤンナカヤマから2馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーホウジュノーに3馬身の差をつけて制した。

3月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後はタガノタイアフェアと並んで2着同着となった。

4月12日、中3週で迎えた25戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、『大島屋』20周年記念（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマノーブルに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月2日、中2週で迎えた26戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた27戦目は、一般B3（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユキノキャスターに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月13日、中2週で迎えた28戦目は、ヒメジオン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。