オーゴンエース（1999年生、母シャークレッド）

オーゴンエース（1999年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時19歳）と交配したシャークレッドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長沼幸一。戦績は、地方35戦11勝2着4回。2002年のスプリングカップ(地方重賞)に勝利した他、2002年の弥生特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大友茂厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

7月5日、デビュー戦は酒井作男騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノウォーニングから2馬身半差の2着となった。

9月6日、中6週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は酒井作男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井作男騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月25日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井作男騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガントタイシンに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のファイナルアタック（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井作男騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井作男騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月31日、中6週で迎えた8戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、2歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウエイシンボルから2馬身半差の2着となった。

3歳（2002年）

1月26日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホウヨウゴンタに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の青峰賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北関東弥生賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた12戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの弥生特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシドリームに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

4月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーソングに1馬身半の差をつけて制した。

5月4日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北関東皐月賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のエメラルドカップ（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた17戦目は、田山信則騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のティーエスフリートをアタマ差振り切って5勝目をつかんだ。

10月8日、中3週で迎えた18戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャパンティアラに6馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のプラウドスペシャルに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月18日、中3週で迎えた20戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキスミープリーズに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月5日、中1週で迎えた21戦目は、ラピスラズリ特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったキタサンキュウコウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた22戦目は、イルミネーション特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のシンプウオペラを半馬身振り切って9勝目を収める

4歳（2003年）

1月27日、中4週で迎えた23戦目は、探梅特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のキーホークを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

2月28日、中4週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の観梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のエキサイティングナイト特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったピットインをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

4月18日、中2週で迎えた26戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、イースター特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月21日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、深野塁騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の葉月特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた28戦目は、天の川特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で深野塁騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた29戦目は、セプテンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた30戦目は、由比ヶ浜特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（9戦5勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るキーホークを猛烈な末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

11月14日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の錦秋特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（10戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた32戦目は、江ノ島特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（11戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

5歳（2004年）

8月26日、約9か月の休養明けで迎えた33戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の葉月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた34戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、定峰特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた35戦目は、長月特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は薮口一麻騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。