タニノランドアート(2002年生、母タニノアトラテック)
Tanino Land Art
2002.03.18
タニノランドアート(2002年3月18日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+大地を使った芸術分野」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ(当時9歳)と交配したタニノアトラテックが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方42戦5勝2着12回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上B2。
経歴
デビュー前
古川平厩舎(栗東)へ入厩。
3歳(2005年)
2月12日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬(京都ダート1200m 曇/良)に出走。馬体重は446kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。
2月27日、中1週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(阪神ダート1400m 晴/良)に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見せ場なく16着に終わった。
4月16日、中6週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(阪神ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。
8月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から41kg増やして迎えた4戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳F34(園田ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。
9月7日、中2週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1-3(姫路ダート1400m 曇/不良)に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセキノビクトリーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
9月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上D1-1(姫路ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手(1戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワフーコメットに半馬身交わされて2着に敗北した。
10月13日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上D1二(園田ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手(2戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカワサキシンプーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。
10月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C5二(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手(3戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアグネスビュウティに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2二(園田ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手(4戦2勝)。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマサカントリーに1馬身1/4の差をつけて3勝目をマークした。
11月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上B3二(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手(5戦3勝)。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サイレントヒルにハナ差交わされて2着に甘んじた。
12月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B3二(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手(6戦3勝)。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキングジャスティスに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4歳(2006年)
1月12日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上B2(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手(7戦4勝)。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイユウゴールドに3馬身の差をつけて優勝
1月31日、中2週で迎えた13戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3二(園田ダート1700m 曇/稍重)に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。
10月10日、約8か月半の休み明けで迎えた14戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、丹波焼 陶器まつり特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。
10月24日、中1週で迎えた15戦目は、福崎 サルビア特別(園田ダート1230m 晴/稍重)に出走。鞍上は田中学騎手(8戦5勝)。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上A3二(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手(9戦5勝)。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた17戦目は、デイリー昆陽特別(園田ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手(10戦5勝)。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上A3二(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は松浦聡志騎手(1戦0勝)。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
5歳(2007年)
1月2日、中3週で迎えた19戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、キリンFIRE賞(園田ダート1400m 曇/稍重)に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
1月18日、中1週で迎えた20戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1二(園田ダート1230m 晴/稍重)に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
2月14日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上B1(園田ダート1230m 雨/重)に出走。鞍上は松浦聡志騎手(2戦0勝)。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。
3月8日、中2週で迎えた22戦目は、フリーマーケット開催記念特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手(3戦0勝)。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた23戦目は、毎日牛乳特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手(4戦0勝)。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたムサシボー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。
4月19日、中3週で迎えた24戦目は、楽天競馬特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手(5戦0勝)。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。
5月2日、中1週で迎えた25戦目は、相生 ぺーロン祭特別(園田ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は田中学騎手(11戦5勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた26戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、丹波茶特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた27戦目は、園田オッズパーク記念(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
6月21日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B1二(姫路ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手(2戦0勝)。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ナムラロイヤルにクビ差交わされて2着に惜敗した。
7月17日、中3週で迎えた29戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1二(姫路ダート1400m 曇/稍重)に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。
8月14日、中3週で迎えた30戦目は、高砂ハンカチメモリアルスタジアム特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は松浦聡志騎手(6戦0勝)。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
9月20日、中4週で迎えた31戦目は、3歳以上B2二(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は田中学騎手(12戦5勝)。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
10月18日、中3週で迎えた32戦目は、丹波焼陶器まつり特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は松平幸秀騎手(1戦0勝)。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上B1二(園田ダート1230m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手(2戦0勝)。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったモントレルドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
11月15日、中1週で迎えた34戦目は、スポニチなにわ賞(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手(3戦0勝)。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したモエレパストラルにクビ差届かず2着となった。
11月29日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上B1二(園田ダート1230m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手(4戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。
12月13日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上B1二(園田ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手(5戦0勝)。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリンガスゲームに詰め切れず、9馬身差の2着となった。
6歳(2008年)
1月4日、中2週で迎えた37戦目は、楽天競馬特別(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手(6戦0勝)。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
1月16日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B1二(園田ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手(7戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。
2月6日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上B2二(園田ダート1230m 曇/重)に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手(8戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。
2月19日、中1週で迎えた40戦目は、アメジスト特別(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手(9戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったダンシングキングに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
2月28日、連闘で迎えた41戦目は、4歳以上B1二(園田ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手(10戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、タマモステイタスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
3月13日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上B1二(園田ダート1230m 曇/良)に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手(11戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったメディアスローンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
4月3日、中2週で迎えた43戦目は、4歳以上B2一(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手(12戦0勝)。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。
4月17日、中1週で迎えた44戦目は、マコーリー特別(園田ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は13戦連続で松平幸秀騎手(13戦0勝)。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったグレートモアに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
5月8日、中2週で迎えた45戦目は、兵庫の特産品特別(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は14戦連続で松平幸秀騎手(14戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。