ワンパクタイショウ（2006年生、母パトラドリーム）

ワンパクタイショウ（2006年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「腕白大将」。毛色は青鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時23歳）と交配したパトラドリームが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はマルシチ牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

7月20日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島信二騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

3歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた10戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた12戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた13戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヤマユリをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

3月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムマーメイドから1馬身半差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中0週で迎えた16戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、中0週で迎えた17戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた18戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月4日、中1週で迎えた19戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月18日、中1週で迎えた20戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムノサッタからクビ差の2着に甘んじた。