テイエムガッツオー（1996年生、母メーキャップ）

テイエムガッツオー（1996年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時12歳）と交配したメーキャップが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野坂牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、中央障害3戦0勝、地方14戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

7月3日、デビュー戦は宇田登志夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月7日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のファンドリパワーに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月14日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宇田登志夫騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の企救丘特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4歳（2000年）

1月5日、中4週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宇田登志夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

1月15日、中0週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた7戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宇田登志夫騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月9日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で今村康成騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で今村康成騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今村康成騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5歳（2001年）

1月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は宇田登志夫騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

1月27日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6歳（2002年）

4月22日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた17戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐恭平騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐恭平騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマキハタシャダイに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月17日、中3週で迎えた20戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐恭平騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、男鹿特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐恭平騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月28日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、湘南応援バカ日記盃（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐恭平騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた23戦目は、しし座カップ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐恭平騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキハタシャダイからクビ差の2着に惜敗した。

9月1日、中1週で迎えた24戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、村瀬カップレース～ご成婚記念～（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったピースナカヤマから1馬身差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノボルドーから5馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた26戦目は、競馬グッズショップブリンカー杯（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツヤマリュウホーからクビ差の2着に甘んじた。

10月15日、中1週で迎えた27戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ノーザンファームカップ湯殿山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムハンターから2馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた28戦目は、ニュー洋蘭賞（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は須田英之騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマキハタシャダイに約14馬身の大差をつけて3勝目を奪取した。

11月10日、中1週で迎えた29戦目は、がんばれ上山競馬オークラ会も応援すっぞ杯（上山ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は五十嵐恭平騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2003年）

4月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた30戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐恭平騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。