ピースナカヤマ(1996年生、母Bonnie's Axe)

Peace Nakayama

1996.02.09

ピースナカヤマ(1996年2月9日)は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のRegal Search(当時13歳)と交配したBonnie's Axeが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地13戦1勝、地方33戦11勝2着8回。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(1998年)

12月5日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬中山ダート1800m 雨/稍重)に出走。馬体重は526kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のエヌワイサクシードをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

3歳(1999年)

11月7日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下東京ダート1400m 曇/良)に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下東京ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下中山ダート1800m 曇/良)に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

4歳(2000年)

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下中山ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手(1戦0勝)。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

1月29日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下東京ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は後藤浩輝騎手(1戦1勝)。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた7戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下東京ダート1400m 曇/良)に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下中山ダート1200m 曇/良)に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた9戦目は、マーチスター賞川崎ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は後藤浩輝騎手(2戦1勝)。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月17日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下中京ダート1000m 雨/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

5歳(2001年)

1月8日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上500万下中山ダート1200m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手(1戦0勝)。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた12戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下京都ダート1800m 晴/不良)に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下東京ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は大西直宏騎手(2戦0勝)。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

6月23日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下福島芝2000m 曇/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって16着に終わった。

8月15日、中7週で迎えた15戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ上山ダート1300m 晴/良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナガレボシに4馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般B上山ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手(1戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノボンドに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ上山ダート1500m 晴/稍重)に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセキショウオペラに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2イ上山ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手(1戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタワリングドリームに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月30日、中3週で迎えた19戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、羽黒山特別上山ダート1800m 晴/稍重)に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1ロ上山ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手(1戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタワリングドリームから1馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた21戦目は、蔵王賞上山ダート1800m 雨/重)に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手(2戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2イ上山ダート1700m 小雪/不良)に出走。鞍上は長橋秀樹騎手(2戦2勝)。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のベルデンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳(2002年)

4月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、一般B3イ上山ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は前野幸一騎手(2戦2勝)。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタザワシリウスに1馬身半の差をつけて休養明けの一戦を制した。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、広瀬川特別上山ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手(3戦3勝)。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、十和田湖特別盛岡芝1700m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手(4戦3勝)。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月17日、中2週で迎えた26戦目は、一般B3イ上山ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手(5戦3勝)。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラフレシアサンデーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月30日、中1週で迎えた27戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、鳥海山特別上山ダート1800m 晴/良)に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパートクロスから8馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般B上山ダート1700m 雨/重)に出走。鞍上は前野幸一騎手(6戦4勝)。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノボルドーから1馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、月山特別上山ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手(7戦4勝)。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた30戦目は、アサヒスーパードライカップ上山ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手(8戦4勝)。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリプレイズから1馬身半差の2着となった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、村瀬カップレース~ご成婚記念~上山ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手(9戦4勝)。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムガッツオーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月17日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた32戦目は、T・AYAKO賞上山ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手(10戦5勝)。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンハーバーに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月1日、中1週で迎えた33戦目は、ニットー商事杯上山ダート1500m 雨/重)に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手(11戦6勝)。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた34戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、飯豊山特別上山ダート1800m 晴/良)に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた35戦目は、羽黒山特別上山ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は前野幸一騎手(12戦6勝)。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1イ上山ダート1700m 小雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手(13戦6勝)。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカトモドリームから1馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた37戦目は、由美子&孝朗結婚5周年記念上山ダート1700m 雨/重)に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手(14戦6勝)。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムベンチャーに3/4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月8日、中1週で迎えた38戦目は、鳴子温泉 旅館すがわら記念上山ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手(15戦7勝)。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリプレイズから3馬身差の2着に敗北した。

7歳(2003年)

4月13日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、俺の「栄」ステークス上山ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手(16戦7勝)。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムベンチャーに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

4月29日、中1週で迎えた40戦目は、父は馬券で祝杯記念上山ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は長橋秀樹騎手(3戦3勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマージャズから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた41戦目は、広瀬川特別上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手(4戦3勝)。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた42戦目は、サンフレッチェ広島・山形遠征記念上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手(5戦3勝)。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた43戦目は、竹之内永輝記念上山ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手(6戦3勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた44戦目は、上山市石油協同組合記念上山ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手(7戦3勝)。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマトバイアモンから半馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた45戦目は、安くて!うまい!御食事処若駒記念上山ダート1700m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手(8戦3勝)。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月15日、中4週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた46戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、日々草特別宇都宮ダート1500m 曇/不良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。